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お湯は日常生活にとても大切であり、身近なものです。温かいお風呂やしつこい油汚れを落とすのにも効果的なお湯であり、そのお湯を出すことに必要なのが給湯器です。
給湯器は屋外に設置されていることが多いため、不調のサインに気付くのが遅くなってしまうことも多々あります。給湯器の不調サインにはいろいろありますが、とにかくお湯が出なくなるようなトラブルになる前にすぐに修理をする必要があるでしょう。
とは言え、普段からあまり見慣れない給湯器の修理はどうすれば良いのか分からないという方がほとんどです。給湯器の修理は自分でできるのか、費用や相場、時間はどのくらいかかるのか、どのような業者に頼めば安心かなど、気になることがたくさんあります。
ここ数年いろいろな物が値上がりする時代ですので、給湯器の修理費用もなるべく出費は抑えたいと思います。
今回は、給湯器の修理に関する費用や修理時間、相場、どの業者にお願いすれば良いかなど、あらゆる疑問にお応えしていきたいと思います。いざと言うときにお役に立てると幸いです。
給湯器の故障が疑われるときはココをチェック!
給湯器の故障が疑われるポイントはいくつかあります。それぞれ原因が異なり、修理の方法や費用も変わってくるので、故障が疑われるポイントをチェックしていきましょう。
給湯器の故障かと思われる不具合の状態とその範囲をチェック
何事においても原因を調べることは大切であり、給湯器の修理に関しても同じことが言えます。
いざ給湯器の修理をお願いしても、業者の方から給湯器が原因でない、もしくは修理対応不可と言われる可能性も考えられるのです。
原因がハッキリと分からなくても、給湯器の現在の状態がどのようなものか、その範囲などだけでも分かっておいて損はありません。
なぜなら、いざ急に給湯器が故障したときに業者を呼んだとして、一から業者が点検するよりも事前に給湯器の状態や範囲をある程度伝えておいた方が、その後と処理もスムーズに行うことができるからです。
プロの業者であれば、ある程度の情報だけでもすぐに原因を追求し、すぐに修理作業に取り組んでくれるでしょう。時間の短縮にもなるため、給湯器の故障がどの程度かチェックしてみてください。
チェックするポイントとして、次のような項目が当てはまるか見ていきましょう。
- 給湯器を使用しているお湯の温度が安定しない
- 給湯器から異音もしくは異臭がする
- 給湯器を使用したとき蛇口からお湯が出ない、もしくは時間がかかる
- 給湯器のどこかから水漏れが起きている
- 給湯器のリモコンにエラーコードが表示される
このように、給湯器の不調はいろいろあり、その修理方法も異なるため事前に把握できていると業者としても今後のプランが立てやすく、時短にもつながります。
いずれの症状も、状態によっては危険が伴うことがあるので、見つけ次第すぐに対処していきましょう。
給湯器の不具合が起きた場合、その影響を受ける場所は主に「キッチン」「お風呂」「洗面所」などお湯を頻繁に使用する所です。個別で不具合が起きているのか、それとも給湯器本体に問題があるのかをチェックしておきましょう。
集合住宅における給湯器の所有権について
戸建てが主流だった昔と違い、今は多くの人が住めるように集合住宅が多くなっています。戸建てであれば基本的に給湯器は庭に設置されており、給湯器の所有権はもちろん家の持ち主です。
ではマンションなどの集合住宅の給湯器は、誰に所有権があるのでしょうか?
給湯器の修理を行うには、持ち主の許可がなければ原則行うことはできませんので、修理を頼むときもこの所有権をハッキリさせておきましょう。
賃貸に住んでいる方の給湯器について
お住まいが賃貸物件である場合、物件自体の所有物は大家さん、もしくは管理会社となっているため、給湯器の故障を修理するときにかかる費用は大家さんや管理会社に請求がいくことがほとんどです。
蛇口など水まわりのトラブルも同じですが、給湯器の不具合を発見したら業者を呼ぶ前にまず一度大家さんか管理会社に連絡を入れるようにしましょう。
もしかすると、大家さんや管理会社が提携している業者がいるかもしれません。その場合、連携が取れているのでとてもスムーズに対応してくれるでしょう。
急な水漏れや給湯器の故障が起き、今すぐにでも解決したいからとご自身で修理業者を呼ばれた場合、費用の請求がご自身になることがありますのでご注意を。
賃貸の契約上別のトラブルになりかねませんので、賃貸にお住まいの方はまず大家さんと管理会社に相談するようにしてください。
給湯器をリースしている方について
給湯器は高額商品ですが、リース契約も可能です。この場合、給湯器の所有権はもちろんリース会社にあるため、故障や修理などの相談はまずリース会社に電話やメールにてお問い合わせください。
リース契約を行う際、契約書は必ず手元に保管しておいてください。いざ故障や修理となったとき、どこに連絡したら良いか、その他諸々の詳細が分からないと対処も遅れてしまいます。
所有権が大家さんや管理会社にあるときと同じように、リース会社に所有権がある場合は、費用の負担もリース会社が行うのが普通です。
そのため、ご自身で別の業者にお願いした場合、契約違反や請求がご自身になってしまう可能性がありますので、ご自身の家にある給湯器の所有権が自分なのか、大家さんや管理会社なのか、それともリース会社なのかは入居時に確認するようにしましょう。
給湯器の修理はどこでお願いする?業者別で比較してみよう!
ひとえに給湯器と言っても、ガス給湯器、電気給湯器、エコキュートなどさまざまな種類があるのはご存じだと思います。
では、これらの給湯器を修理するとき、その修理業者はどこを選べば良いかお分かりでしょうか?
給湯器の修理をお願いする業者は、「ガス会社」「給湯器メーカー」「給湯器販売/工事業者」があります。自分がどの給湯器を使っていて、どの業者に依頼するのか分かりづらいと思いますし、それぞれの業者にはメリットとデメリットがあるため、更に悩んでしまうことでしょう。
そこで、次は「ガス会社」「給湯器メーカー」「給湯器販売/工事業者」それぞれに修理の依頼をした場合のメリットとデメリットを比較しながらお伝えしていきたいと思います。
もしご自宅の給湯器に修理が必要になったときのために、ぜひ参考にしてください。
比較業者その1 ガス会社
ガス会社は「都市ガス」と「LPガス」会社が主であり、ガス事業法に基づいてガスの供給を行っています。
「都市ガス」は大手会社で東京ガス、大阪ガスなどに対し、「LPガス」は液化石油ガスを使用したガス会社で、大手会社と違い地域に密着した中小企業会社となります。
危険なガスを取り扱う会社のため、給湯器の修理に必要な資格などを保有しており、給湯器の修理も行ってくれる会社です。
では、「都市ガス」「LPガス」などのガス会社に依頼した場合、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
ガス会社のメリットとは
ガス会社のメリットは、第一に安全ということ。大手や中小企業であることから、組織として連携が普段から取れており、毎月届くガスの検針票を見ればガス会社の連絡先もすぐに分かります。
修理したいと思ったとき、すぐに連絡が付きやすいのもメリットの1つと言えます。大手であれば、クレーム対応やフォローなどの体制も整っていますので、なるべく早めに済ませたいのであればガス会社に依頼をしてみるのも良いでしょう。
ガス会社のデメリットとは
メリットがあれば、デメリットもあります。ガス会社のデメリットは、やはり費用の面ではないでしょうか。ガス会社は給湯器を購入するにしても値引き率が低く、インターネットなどで購入する値段ではなく正規の値段になります。
また、ガス会社に連絡して修理や交換作業を行う際も、ガス会社が手配した修理業者を利用することになりますので、こちらも町の修理業者などよりも比較的割高な請求になることが多いです。
給湯器自体も選択肢が狭まるため、いろいろな給湯器を比較して決めたいという方にはデメリットがあるでしょう。
比較業者その2 給湯器メーカー
給湯器メーカーという言葉を先程からよく目にすると思いますが、実際は何のことでしょうか?メーカーとは物(商品)を製造して販売する企業であり、文字通り給湯器を製造して販売している会社です。
よく聞くメーカーは、ノーリツやパロマ、リンナイなどで、CMでも見かけることがあると思います。使用されている給湯器のメーカーを確認して、各給湯器メーカーに問い合わせすれば、点検や交換、修理など状況に合わせて対応してくれるでしょう。
給湯器メーカーのメリットとは
給湯器メーカーにお願いするメリットは、皆さんもよく目にするように大企業であるため、マニュアルがしっかりしているところです。
お問い合わせから、修理や交換の手配、ほとんどのご依頼が自社製品であるため部品の確保など素早く行ってくれるため、安心してお任せすることができます。
また、高額商品である給湯器はメーカーが定めた保証期間内であれば修理が無料になるため、万が一の故障にも安心です。メーカーによって保証内容が異なるので、購入の際は保証内容もしっかりと把握して購入しましょう。
給湯器メーカーのデメリットとは
給湯器メーカーのデメリットは、メーカーが提携している業者が修理や交換作業を委託して行っているため、メーカーに問い合わせてからすぐに修理や交換の日程が決まるわけではありません。
日程の調整の不便さや、自分に合った業者を選ぶことができないため、これもデメリットと言えるでしょう。
また、これもガス会社と同じように、給湯器メーカーに依頼した場合、割引率は低くなるためコストが掛かってしまいます。
メーカーの安心・安全な対応を望むかローコストを望むかによって給湯器メーカーのデメリットが変わってくるでしょう。
比較業者その3 給湯器の販売業者/給湯器の工事業者
給湯器の販売業者及び工事業者は、ノーリツやリンナイなどさまざまなメーカーを取り扱っている業者で、いわば給湯器のエキスパートです。
当然、お客様が使用している給湯器メーカーの全てを対応していかなければならないので、知識も技術も必要となります。
ちなみに、給湯器の交換作業であれば、水まわりのエキスパートである水道修理業者でも可能となっております。いつも利用している水道修理業者があれば、一度で交換作業が可能か聞いてみてはいかがでしょうか?
販売/工事業者のメリットとは
販売/工事業者の最大のメリットは、なんと言っても費用が安く済むこと!メーカーを仲介したり、値引き率が低くなる大手企業とは違い、販売/工事業者は同業者の競争が激しいため、どの業者もいろいろなプランや価格設定で差別を図っています。
会社にとってまず大切にしなければならないことは、お客様からの信頼を得ることです。どれだけ技術があったとしても、スタッフの態度が悪かったり、言われた金額と違うとなるとそれだけでもうお願いされなくなります。
まず基本として、接客やサービスは徹底された販売/工事業者でなければなりません。そして、激しい競争に勝つためには更なる努力が必要となります。
修理をした後のトラブルを防ぐためにアフターサービスの保証がある業者や、修理にかかる費用を他社と比較して値下げしたりと多数の業者がしのぎを削っているので、大手メーカーなどに頼むよりも、費用が抑えられるようになるメリットは魅力的でしょう。
そして、個人でもやっている販売/工事業者は、会社によっては24時間対応可能なところがあります。水まわりのトラブルや給湯器の故障は一刻も早く解決したい事案ですので、すぐに来てくれる業者があると安心です。
その点でも、優良な販売/工事業者を探しておくといざという時すぐに対応できるのでおススメしています。
販売/工事業者のデメリットとは
コスト面、いつでも対応などメリットがたくさんあるのでデメリットなんてある?と思うかもしれませんが、残念なことにデメリットはあります。
先程も少しお伝えしましたが、選ぶ業者によってはスタッフの対応が悪かったり、インターネットなどの情報とは異なる金額を請求するようないわゆる悪徳業者も存在します。
給湯器の水漏れや修理をお願いしたのに、全く改善されずお金だけ請求されるパターンなども報告されており、また別の業者にお願いすることになると時間もお金もかかってしまいます。
そうならない為に、給湯器の修理を販売/工事業者にお願いするときは、事前に口コミや電話対応などをしっかり確認、更に別の業者にもお願いして相見積もりを取ることをおススメします。
給湯器の修理において優良な業者とそうでない業者の選択基準
ガス会社、メーカー、販売/工事業者のメリット・デメリットをご紹介してきました。なるべく修理費用を抑えたい方であれば、やはり販売/工事事業を選ぶ方が多いでしょう。
優良な業者を選ばなければ痛い目を見ることがあるので、業者選びは慎重にならなければなりません。そこで、給湯器の修理において優良な業者とそうでない業者を見分ける基準についてお教えしたいと思います。
まずは、業者が「水道局指定工事店」であることを確認しましょう。この業者は、国家資格を所有した者が在籍しており、技術も問題ない工事業者に与えられる名称なので安心です。
そして、インターネットなどで価格が表記されていると思いますが、この価格が驚くほど安く設定されている場合も注意が必要です。
数百円から工事可能なんてありえませんし、作業後に高額請求される危険が考えられます。給湯器の修理費用の相場は一概に言えませんので、数社から見積りを取って比較しましょう。
給湯器の修理や交換には、ガスや電気を取り扱うので大変危険が伴います。無資格の業者が作業をしてしまうと、ガス漏れや漏電などのトラブルになりかねませんので、きちんとした業者を探すようにしてください。
まずは、いくらかかるか、給湯器がどういう状況かを把握しなければならないので、水道屋本舗のような無料で点検・出張を行ってくれる業者に連絡してみてください。
NG行動 DIYは給湯器では大変危険!
給湯器の修理や故障で、一番安く済む方法は自分で部品を集めてDIY感覚で作業を行うことですが、この行動は大変危険なので絶対に止めてください。
給湯器は、ガス給湯器、電気給湯器、エコキュートなどさまざまな種類がありますが、ガスを取り扱うための資格、電気配線を行うための資格など勉強と実践を積んでやっと合格できる資格が必須となってきます。
DIYのためにあらゆる資格を取るには労力がかかりますし、それなら確実にプロの力を借りるべきです。
また、給湯器を自分で修理してしまい、その結果破損などさせてしまうとメーカーでも保証が効かなくなるでしょう。
せっかく修理で直せたかもしれないのに、無駄な出費になる上、万が一火災でも起きようものなら近隣にもご迷惑がかかりますし、賠償請求の恐れもあります。
ちょっとした好奇心が、大事になってしまうこともあるので、絶対に給湯器の修理や交換は自分で行わないようにしましょう。
業者の方から修理ではなく交換をおススメされる時とは?
給湯器の状態によっては、修理よりも給湯器本体を交換した方が良い場合があります。例えば、長年使用している給湯器であれば内部の部品も一部ではなく複数劣化しているでしょう。
問題の一部を修理してもすぐに他の場所から問題が起きる可能性が高くなっています。その度に業者を呼んで、一部だけを修理することを繰り返していると、結果として給湯器本体を交換するより割高になってくるかもしれません。
給湯器には寿命があり、約7~10年くらいと言われています。もちろん、それよりも長く使用することもできますが、1つの目安として考えてください。
7年以上経過した場合、メーカー保証も切れていることが多く、修理費用は自己負担になります。
さいごに
給湯器からお湯が出ない、温度設定ができなくなったなど、何かしら不具合が起きた場合、修理や交換は可能ですが、決して自分で行うことはしないでください。
修理や交換作業を希望されるときは、必ず「ガス会社」「給湯器メーカー」「給湯器販売/工事業者」にお願いするようにしましょう。それぞれメリット・デメリットがありますので、上記で確認してみてください。
修理だけで使用可能になる場合もあれば、本体を交換した方が費用が安く抑えられることもあるので、専門の知識を持ったそれぞれの業者に確認して今後どうするかを決めていきましょう。
寒くなる季節は、お湯が出ないといろいろ不便になってしまいます。急な給湯器の故障で慌てることがないように、年に数回は給湯器のメンテナンスをしてみてはいかがでしょうか?
給湯器に不具合が生じた時、この記事が参考になれば幸いです。
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