
今や欠かせないものとなったウォシュレットをどのように使用していますか。
意外にも使い方をよく理解していない、使わないボタンがある、調整の仕方を知らない、などという方が多いようです。
今回は、ウォシュレットの正しい使い方と快適に使う方法をご紹介します。
基本の使い方

ウォシュレットのリモコンには以下のボタンが付いています。
・おしり:水が水道の蛇口のようにストレートに出る。通常の排便後に使用。
・やわらか:水がシャワーのように優しく出る。優しい洗い心地を好む場合に使用。
・ビデ:女性の陰部洗浄用で、女性が排尿した後や生理の際に使用。
・乾燥:送風が出てお尻を乾燥させる。
・止める:上記全ての動作を止める。
トイレで用を足した後、自分に合った水流でお尻を洗います。
すべての動作に水勢を変更する強弱ボタンがありますので好みの強さに調整可能です。
ウォシュレットから出てくる水の温度、乾燥の送風温度、便座の温度も調節できますのでリモコンでよく確認し、自分に合った使い方ができるようにしましょう。
ウォシュレットを使うメリット
大便の後、トイレットペーパーでお尻を拭くと便を拭き残してしまうことがあります。
これによって便の中の成分がお尻周辺の皮膚に付着してニオイの原因になったり、お尻周辺に炎症を起こしたり、便の細菌が尿管や膣から入って感染症が起こるかもしれません。
ウォシュレットでお尻をよく洗うことで拭き残すことがなくなり、お尻周りを衛生的に保てます。
ウォシュレット後は水分を拭き取るだけなので、トイレットペーパーの使用量は少量で済むでしょう。
また、痔の術後は「やわらか」を使用してお尻を洗い、乾燥機能で乾かせばトイレットペーパーでゴシゴシ拭かずに済みます。
トイレットペーパーを使わずに済めば痔の痛みや、お尻周辺の不快を軽減することができるでしょう。
ウォシュレットのノズルもきちんと掃除
ウォシュレットのノズルの掃除方法も意外と知られていません。
ウォシュレットのリモコンに「ノズル掃除」というボタンがあり、これを押すと便器の奥に格納されているノズルが出てきます。
このノズルから出てくる水でお尻や陰部を洗うのですから、このノズルを清潔に保つことがとても大切です。
「ノズル掃除」でノズルを伸ばしたら、トイレ用洗剤をつけたスポンジで優しく洗います。
ウォシュレットノズル専用の洗剤も市販されていますので、これを活用するのもいいでしょう。
ウォシュレットの機能とメリットを理解すれば、お尻をより清潔に保つことができます。
正しい使い方とメンテナンスを理解して、快適な生活をおくりましょう。