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日本と世界のトイレの歴史

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日本のトイレの歴史 (川屋から小屋トイレへ)

飛鳥時代になると中国から「おまる」が日本に伝わり、平安時代になると日本でも作られるようになり、ひばこと呼ばれました。

ただし、ひばこを使用できるのは貴族だけだったようです。ひばこは初め、部屋の中で使われていましたが、においの為、廊下の隅のほうでフタをして使われるようになっていきました。

さらに鎌倉時代になると、床と一体化されたひばこができ、ここがトイレのみの部屋となり、ついに個室トイレが出来上がりました。ここで処理方法も「汲み出し式」となっていきます。

また、貴族以外の一般の人は、外で用を足していましたが、平安時代に肥料として使われ始め、農業が盛んになってくると、家の近くに穴を掘り、桶を埋め、屋根をつけ、目隠しをしました。これが小屋トイレの始まりです。

そして、室町時代に入ると、貴族や武士の家ではトイレの床が和室風に変わりました。大体2畳ほどの広さになり、臭い消しで花やお香が使われるようになりました。

この時代、畳はとても高価なものだったので、身分が高い人たちは和室風トイレにこだわっていたようです。

中国のトイレの歴史

世界のトイレを見てみると、世界には変わったトイレがたくさんあります。日本のように柔らかいトイレットペーパーで、ウォシュレットつきの水洗トイレは実は意外に多くはないようです。

まずはお隣、中国では2000年以上も前から豚トイレと言うものがありました。豚は胃腸が丈夫で栄養の80%残っている人間の排泄物を餌にしていたそうです。

豚小屋の上にトイレを作って、そのまま下にいる豚が排泄物を食べる仕組みで、現在でも中国の地方に行くと、このトイレが残っているのだそうです。

最近の中国のトイレは、溝トイレと言われる「和式トイレ」のようなしゃがむタイプのものが一般的に普及しているようです。

アメリカのトイレの歴史

続いてアメリカのトイレは当時、移動式トイレでした。アメリカに渡って来た人々が、家の側に小さな小屋を作り、その中に穴を掘ってトイレとしていたそうです。

穴に排泄物がいっぱいになると、小屋を取り外して別のところへ。元々、トイレがあった所は排泄物が肥やしとなり、農作物がたくさん取れる土となり、アメリカが開拓されていったそうです。

現在の日本とアメリカはほとんど変わらないと思われますが、実はアメリカにはあまりウォシュレットがありません。この理由としては、他人と同じものを共有する意識がないためだと言われています。

夫婦には夫婦の、子供には子供のトイレが別々に作られるほどです。あと、アメリカのトイレに入ると驚くのは、扉の下が大きく開いていることだと思います。

和式がないので問題ないのでしょうが、日本のトイレに慣れているとやはり驚きますね。

最後に日本が誇るエコなトイレ。バイオトイレと言うのをご存知でしょうか?便器の中が水ではなく、おが屑などが敷き詰められているトイレです。排泄物を微生物が分解してくれるのです。

おが屑を交換する手間はかかりますが、使い終わったおが屑は肥料として使えます。世界遺産に登録された富士山でも使用されている、まさに日本が誇るエコなトイレですね。

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