トイレの水漏れのトラブル

ボールタップ交換x

トイレタンク内に水を給水する部品である。10年以上使用すると、水の開閉を何万回と行う事により、経年劣化による水漏れが発生しやすくなるため、耐用年数を超過した場合は交換の必要がある。また水漏れが発見しにくい部分でもあるため、水道代が高くなって初めて発見する部位でもあります。

排水弁部交換x

トイレタンクから便器に水を流す、タンク内の水をためてふたをする役割をもつ。排水弁部に着くフロートバルブは水道水の塩素により溶けて小さくなり、劣化が進むと水を逃がしてしまうことにつながる。またINAXのオーバーフロー管は劣化により根元で折れるとタンクに水がたまらないトラブルがおこる。

部品交換一式x

ボールタップと排水弁部のセット交換になります。耐用年数としては10年前後となり、徐々に水が止まらない、便器へ水漏れが発生する症状が出てきます。トイレタンクの水漏れはこの2つのどちらの可能性もあり、同時に交換をすることで再度の水漏れリスクはなくなります。

フロートバルブ交換x

フロートバルブはTOTOの半月型とINAXの丸型の2種類がある。サイズも32、38ミリ用と51ミリ用、57ミリ用の3種類がある。トイレ水漏れのトラブルで1番多い交換部品である。特に水道に含まれる塩素やブルーレットなどの含まれる海面活性剤によって劣化が促進される部品である。

タンクレバー交換x

タンクレバーはレバーによって節水タイプと通常タイプに分かれます。大小切り替えがある場合は使用用途によって利用することにより節水効果にもつながる。逆に使用用途を間違えて使用した場合は、つまりの原因になる場合もあります。マルチレバーを使用することで、右タイプ、左タイプ、正面タイプと全てに対応することが可能です。

止水栓交換x

蛇口や水回り器具をメンテナンスする際の止水用の部品です。普段開閉するものではない為、固着し動かなくなっていることが多くあります。錆びてニップルが折れることがあるので、直接的なトラブルがある前に交換することがおすすめです。

フレキ管交換x

給水管の位置に応じて長さを変えることができ、部品と部品を接続するものである。伸縮するので施工がしやすく、パッキンを交換することで水漏れも解消できる。素材としてステンレスを使用してるため、腐食にも強く、また柔軟性があるため、地震の影響を受けにくい素材でもある。

大便器用洗浄管x

サイズは38ミリになる。タンクと便器をつなぐ接続部品になるが、交換する際には排水弁部とスパッドの交換も同時にすることが望ましい。また洗浄管の固定ができていないと人が触って動かしてしまう恐れもある為、使用の際にも注意が必要です。

便器用フラッシュバルブx

大便器用と小便器用の2種類がある。その中でもセンサー式とボタン式があり、小便器は埋め込みタイプがおおい。故障は水が出ない、センサー放電などがあり、電磁弁の劣化が多い。近年はセンサー式が主流となっており、水流による発電可能なタイプもあり、電源がない場所にも取り付け可能となっている。

排水フランジ交換x

金属タイプと樹脂タイプがあり、どちらも便器の重みや人が座る荷重で劣化する。どちらもフランジガスケットを使いフランジと便器を接続するが、定期的に便器を脱着してメンテナンスが必要である。トイレ内の床がタイルの場合は金属フランジを使用しますが、近年の住宅はフローリングやクッションフロアーにより樹脂製が主流である、

便器交換x

便器タンクを全て交換します。排水フランジ、もしくはソケットまで交換するので1番トラブル解消に確実な修理方法です。便器交換をすることにより詰まりも予防できます。スタンダードなタイプからウォシュレット一体型、タンクレスまで様々な種類があります。排水の位置により施工方法も変わります。