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シャワーがぬるいと感じた時、まずチェックしてほしい6つのポイントとは?
お風呂に入るとき、必ずと言っていいほど使用する物がシャワーだと思います。お風呂の浴槽を掃除するとき、髪の毛や身体を洗い流すとき、お風呂に浸からずシャワーだけで済ませる方もいらっしゃるでしょう。
お風呂の必須アイテムともいえるシャワーですが、シャワーから出る水がぬるい、温度が安定しない、お湯しか出ないなどのトラブルが発生したら、せっかくの癒しタイムであるお風呂がストレスの場になってしまいます。
シャワーがぬるいままだと、夏は良くても冬は寒いですし、お湯しか出ないとなると洗顔もしづらいです。
最近のシャワーは温度調節が固定できるものもありますが、温度が安定しないとその分水を出したりして調節する分、水ももったいないです。
お風呂タイムを充実させるためには、このシャワーがぬるい、お湯しか出ないなどの問題を解決させなければいけませんが、どうぞ安心してください。
この記事では、シャワーが取り付けられている蛇口の種類、どうしてシャワーがぬるくなったり温度調節ができなくなるのか、6つあるその原因や解決方法を詳しく説明していきたいと思います。
ぜひ参考にして、お風呂を楽しんでいきましょう!
基礎から解説!シャワーが接続されている蛇口の種類を3つ知っておこう
インターネットで蛇口を検索すると、いろいろな形をした蛇口が見られるでしょう。ご自宅のお風呂場の蛇口は、どの種類の蛇口かご存じですか?
原因を知るためにはまず、戸建てや賃貸などのご自宅で使用されている蛇口の種類から把握していきましょう。お風呂に取り付けられる蛇口は、主にこの3つです。
シンプルな【シングルレバー混合水栓】
蛇口といえば、まずはこのシンプルなデザインのシングルレバー混合水栓。お風呂の蛇口というより、キッチンでよく使用されている蛇口です。
レバーを上げ下げすれば水を出すことができ、左右に動かせば簡単に水とお湯に温度調節することができます。料理中など頻繁に水を出したり止めたりするキッチンには、このシングルレバー混合水栓が最適です。
昔からある【ツーハンドル混合水栓】
一人暮らしの賃貸の家や、築年数が長い家などのお風呂は、蛇口の構造が簡単なツーハンドル混合水栓がよく使用されています。
お湯はお湯、水は水のハンドルをひねって水を出すタイプで、ハンドルをどのくらいひねるかによって温度調節を行います。
最近では、ツーハンドル水栓でも給湯器が温度管理してくれるので、お湯の蛇口をひねるだけで設定した温度で水を出すことができるので、ツーハンドル混合水栓でも便利になりました。
より進化した【サーモスタット混合水栓】
お風呂の蛇口といえば、やはりサーモスタット混合水栓でしょう。サーモスタット混合水栓は、内部に温度調節を行える部品があるため、蛇口本体のレバーで設定した温度がそのまま出てくるという便利な仕組みです。
ツーハンドル混合水栓と違って、お湯と水を自動で混ぜて温度調節してくれるので、給湯器の設定温度よりは低くなります。
左のハンドルで温度調節を行い、右のハンドルでシャワーと吐水口の切り替えを行います。
シャワーがぬるく温度が安定しない場合の原因を6つに分けて解説しましょう!
蛇口本体に取り付けられているシャワーがぬるい、温度が安定しないなどの原因を探っていきましょう。
いろいろな原因が考えられますが、シャワーがぬるいなどの原因は6つに分けられますので、それぞれピックアップして解説していきます。
- 数か所で同時に水を使った場合に起きる水圧変化
- サーモスタット蛇口にハンドルロックがかかっている
- サーモスタット蛇口の温度調節ユニットが故障している
- 給湯器の温度設定の都合
- 給湯器が故障している
- サーモスタットの温度調節ハンドルの設定の仕方
シャワーがぬるいと感じるとき、まずこの6つの原因から考えていきましょう。
状況や症状によっては、自分で修理することも可能となるので、業者を呼ぶよりも安く慣れている方であればすぐに通常通り使用できるようになります。
では、この6つの原因を把握できたら、どうやって自分で修理していけば良いかを伝授していきましょう。
ポイント1 数か所で同時に水を使った場合に起きる水圧変化
例えば、ご家族が複数人いるご家庭の場合、シャワーを使っている最中に誰かがキッチンの蛇口から水を使ったとき、シャワーの水圧が変化することがあります。
一度、誰か他の場所で水を使用していないか確認してみましょう。一度に水を出して水圧が変化すると、水の勢いが落ちるだけでなく、シャワーの温度も変化してぬるいと感じることがあります。
家族が多いと大変かもしれませんが、お風呂でシャワーを使用する際は、キッチンを使用する時間を避けたり、家族に使用をなるべく控えるようにお願いするのもよいでしょう。
ただ、この水圧変化によってシャワーがぬるくなるのは、一時的なものなので故障などの心配はありません。
ポイント2 サーモスタット蛇口にハンドルロックがかかっている
サーモスタッド混合水栓を使用されている場合、ハンドルレバーで温度調節ができます。このハンドルレバーは、危険防止のためロック機能があるので、40℃以上の温度に設定する場合はこのロックボタンを押してからハンドルを回す仕組みです。
シャワーの温度がぬるいと感じた場合、更に温度を上げるためにこのハンドルロックを解除して温度を上げていきましょう。
注意点として、シャワーの温度がぬるいと感じるのは人の体感によって異なります。次に使用する人が驚かないように、ハンドルロックを解除して温度を上げた場合は、再び危険がないくらいの低温まで下げておきましょう。
ポイント3 サーモスタット蛇口の温度調節ユニットが故障している
先程お伝えしたように、サーモスタット混合水栓には温度調節機能のレバーがあり、ロック機能もあります。
ロックを解除して温度を上げたり、給湯器本体の温度を上げてもシャワーの水がぬるいときは、サーモスタット混合水栓に取り付けられている温度調節ユニットが故障していることが考えられます。
温度調節ユニットはサーモユニットとも呼ばれ、サーモスタット混合水栓には欠かせない大事な部品です。温度調節ユニットが、経年劣化や故障によって機能しなくなると、温度の調節ができずシャワーがぬるいと感じるでしょう。
温度調節ユニットを取り替えると、解決することは可能です。ただ、シングルレバー混合水栓やツーハンドル混合水栓と違って、サーモスタット混合水栓の構造はとても複雑なため、自分で直すにはハードルが高いです。
品番違いの部品を購入してしまったり、取り付けても改善されず、更に水漏れまでするようになることも。その分無駄な出費になりますので、サーモスタット混合水栓の部品取り換えは、プロの修理業者にお任せする方が得策です。
ポイント4 給湯器の温度設定の都合
サーモスタット混合水栓で温度設定はできますが、給湯器のリモコンでも温度設定ができます。給湯器のリモコンでも温度設定が元々低いと、水と湯を自動で混ぜ温度調節するため、給湯器の温度設定よりぬるくなることがあります。
ご家族によっては、熱めのお風呂が好きだったり、ぬるめのお風呂が好きだったりするので、入る前に給湯器の温度設定を変更しているかもしれません。
快適な温度で入りたいのであれば、お風呂に入る前に給湯器の設定温度を確認しておきましょう。
ポイント5 給湯器が故障している
温度調節ユニットも、給湯器の温度設定も問題ないのにシャワーがぬるい場合、もしかすると給湯器が故障しているかもしれません。
家の給湯器が壊れると、お風呂の蛇口だけでなくキッチンや洗面所などのお湯を使用する場所でも同じ不具合が生じます。
そして、給湯器は電気やガスを使用するため専門の知識を持った者でないと危険です。給湯器が故障しているかどうかを確かめるには、キッチンや洗面所などで、ハンドルをお湯だけ出すようにしてください。
設定された温度のお湯が出てくるのであれば、給湯器は故障していないでしょう。お湯側のハンドルをマックスまで回すので、熱湯によって火傷しないように注意して、確認作業を行ってください。
温度設定してもお湯が出ない
給湯器を使用する場合、普段から30℃から40℃前後に設定することが多いです。ただ、温度設定したにも関わらず、シャワーがぬるいと感じたり、温度を上げても設定温度までいかないとなると、給湯器本体が故障していることが考えられます。
給湯器は、自分で修理しようとすると大変危険が伴いますので、必ずメーカーに問い合わせをするか専門の修理業者にお願いするようにしてください。
温度設定した温度は出ている
給湯器の設定温度は出ているが、シャワーがぬるいと感じる場合は、お風呂の蛇口本体に不具合があると考えられます。
給水管や蛇口の温度調節ユニットに不具合がないか、一度修理業者に内部を点検してもらうことをおススメします。水道屋本舗では、24時間お電話にて受け付けておりますので、いつでもお気軽にご利用ください。
ポイント6 サーモスタッドの温度調節ハンドルの設定の仕方
サーモスタット蛇口には、温度を固定するための温度調節ハンドルが取り付けられています。温度調節ハンドルの不具合かどうかは、給湯器の温度を上げてもシャワーがぬるいと感じるか確認してください。
温度調節ハンドルの設定不良がある場合は、次の手順に従ってください。使用する道具は、精密ドライバーがあれば大丈夫です。
- 蛇口ハンドルを目いっぱいまわしてシャワーから水を出す。
- 適温である40℃くらいまで、温度調節ハンドルを回す。(ロックがかかる場合は解除)
- シャワーの水を止める
- 精密ドライバーを使って温度調節ハンドルのキャップとネジを取り外す
- 温度調節ハンドルを抜き取る
- 40℃の適温に合わせて温度調節ハンドルを取り付けてネジとキャップを閉める
- 40℃の適温が出るか確認する
以上が温度調節ハンドルを取り付ける方法でした。もちろん、お使いの蛇口メーカーや種類によって作業内容は異なりますので、その点はご自身でご確認ください。
簡単なように思いますが、人によっては難しかったり、自信がなく作業を行うのが不安に感じる方もいるでしょう。
そういう時は無理せず、頼りになる水道修理業者にお願いすることをおススメします。長年使用している蛇口であれば、温度調節ハンドル以外にもパッキンやその他の部品が劣化しているかもれません。
そのうち必ずいろいろな箇所から不具合が出るでしょうし、いい機会なので一緒にサーモスタット蛇口全体の点検をしてみてください。
シャワーを使う時の温度調節を楽にする方法 2選
シャワーを使う時、適温になるまでずーっと水を出している時間ってありますよね?寒い冬などではせっかくお湯に浸かって温まったにも関わらず、シャンプーをする時にまた冷えてしまうのはもったいないです。
また、気温によっては一度蛇口の水を止めるとまた水になってしまったりと、シャワーの温度調節についてはなかなか悩みも多いことでしょう。
そこでここからは、そんな温度調節に関するストレスを楽にする方法を2選お伝えしていきたいと思います。
その1:シャワーヘッドの交換
一番簡単な方法は、シャワーヘッドを交換すること!シャワーヘッドの交換は、元々取り付けられているシャワーヘッドは根元を回せばすぐに外れるようになっています。
そして取り換えるべきシャワーヘッドは、一時水を止めるボタンが付いたシャワーヘッドです。ボタンを押せば、シャワーの水を止めたり出したりをすぐにできるので、わざわざ蛇口のハンドルをひねらなくても良くなります。
そして、この場合は水を止めても温度が下がることはなく、都度都度水を止めることによってシャワーの流しっぱなしを防ぐので水道代の節約にもつながります。これなら、小さいお子さんでも使いやすいでしょう。
ただ、1つ気を付けることは、このシャワーヘッドを使用するには蛇口に【逆止弁】が取り付けていないと使えません。
普通の方は、蛇口に逆止弁があるか無いか分かりませんよね。蛇口の逆止弁は、逆流すると「給湯器が壊れる」「また冷たい水がでる」という症状が出てくるので、蛇口の逆止弁は大切な部品です。
とはいえ、蛇口に逆止弁が付いていなくてもご安心を。逆止弁アダプターという部品を取り付ければ、一時水を止めるシャワーヘッドに交換することが可能です。
とは言っても、どこにアダプターを取り付けるのか、そもそも蛇口に逆止弁なんて付いているの?と分からないことだらけの場合は、ぜひプロの水道修理業者の力を借りましょう。
シャワーヘッドもメーカーによっては使用している蛇口と合わないことがありますので、総合的に判断して取り付けまで行ってくれる業者に頼る方が安心ですし時間の削減にもなります。
水道屋本舗では、作業代行プランなどがありますので、ぜひお試しください。
その2:サーモスタット蛇口の本体交換
蛇口を長年使用しており、その上シャワーの温度も安定しないようであれば、思い切ってお風呂の蛇口をサーモスタット蛇口に交換するのもおススメです。
ツーハンドルではどうしても温度調節が難しかったり時間がかかったりしますが、サーモスタットであれば事前に温度設定さえすれば蛇口をひねるだけで適温になります。
急に熱いお湯が出ないのでお子様がいるご家庭でも安心ですし、給湯器の温度を変更しなくても、お風呂場でシャワーを使いながら温度変更も可能。
節水機能のあるシャワーヘッドにも交換できるので、メリットがたくさんあります。
シャワーがぬるいトラブルを回避するには?
シャワーヘッドの交換、サーモスタット蛇口の交換を行えば、シャワーがぬるいトラブルを回避できるでしょう。シャワーヘッドの交換は比較的簡単なので、ご自身でも行えますし、DIYなどが趣味の方であれば蛇口の交換も行うことは可能です。
ただ、やはりどちらの作業もリスクを考えなければなりません。
シャワーヘッドや蛇口の交換が上手くいかなければ、シャワーがぬるいどころではなく所処から水漏れ問題が発生してしまいます。
そうなってしまうと、今度は水漏れの修理も行わなければ行けないので、手間が増えてしまうでしょう。また、自分で交換できるからと言って勝手に交換してしまうと、賃貸にお住まいの方は退去時にトラブルになるかもしれません。
そういう点でも、賃貸にお住まいの方は一度大家さんか、管理会社に相談する必要があります。大家さんや管理会社さんが提携している水道業者であれば、事情などを把握しているのでスムーズに作業に入れるはずです。
蛇口やシャワーの不具合を直すにはプロの業者に任せよう!
シャワーがぬるいと感じた場合、水圧など使用状況によるものや、蛇口ハンドルの状態、ハンドルロックなどあらゆる原因が考えられます。
原因をしっかりと把握し、きちんと対処していけば自分でもシャワーがぬるい、お湯しか出ない、温度が安定しないなどの原因を解決できるはずです。
その為には、正しい知識が必要となりますが、蛇口の種類や構造、部品の名前や品番など正しく理解するのはとても大変なことです。
まして、慣れない作業になりますので、間違った作業を行うと水漏れや蛇口の破損になって更に大変な事になってきます。
そんな時は、365日いつでも稼働している水道屋本舗にぜひご連絡を!プロの水道修理業者である水道屋本舗では、シャワーヘッドの交換はもちろん、蛇口の本体交換、その他水まわりに関するあらゆるトラブルを迅速に解決させていただいております。
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