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給湯器のトラブルについて知ろう

給湯器は住宅にお湯を供給するためには必要な住宅設備の一つです。
例えば入浴する時、お風呂のお湯を貯めることになります。
今では水を入れてその水を加熱する方法でお風呂のお湯を貯めている人は少なく、一般的にはお湯を蛇口から供給するご家庭が多いです。
また、入浴だけでなくシャンプーや身体を洗い、その泡をお湯で流さなければなりません。
そのため、シャワーを使用するご家庭が多いですが、当然この時においても水ではなくお湯を使用することになります。
お風呂だけでなく、冬の季節は気温が低く、蛇口から出る水も冷たいので手を洗う時などにおいては水ではなくお湯を使用するご家庭は少なくありません。
その時に給湯器の温められたお湯を使用しています。
このように住宅設備には欠かすことができないものの一つですが、築年数が古い住宅においては故障のトラブルを引き起こす可能性があります。
給湯器は精密機械ですが、10年近く点検や修理を行わず使用している方も多いですが、
給湯器の不具合は、突然お湯が出なくなる・水漏れするなど、日常生活に大きな支障をきたす厄介なトラブルのひとつです。
ここでは、よく見られる給湯器まわりのトラブルについて、代表的な3つを紹介します。
給湯器の水漏れ
給湯器からの水漏れは、本体内部の配管の劣化や破損、ゴムパッキンのゆるみなどが原因で起こります。
放置すると給湯器自体の故障に加えて、床や壁など周囲の建材にも被害が及んでしまいます。
床が湿っている、ポタポタと音がするといった初期サインを見逃さず、早めに専門業者に相談しましょう。
給水・給湯管詰まり
水は出るのにお湯が出ないときは、給水・給湯管のどこかが詰まっている可能性があります。
配管内に汚れやサビが溜まると、流れが悪くなったり、内部で腐食が進行して管が狭くなってしまうのです。
症状が軽いうちは気づきにくいですが、お湯の出が弱い・不安定という状態が続くなら、詰まりを疑ってください。
フィルター詰まり
給湯器には、水の中の異物を取り除くためのフィルターが設けられています。
ここにゴミや鉄サビなどが蓄積すると、水やお湯の流れが悪くなる原因になります。
使用環境や水質にもよりますが、定期的な清掃を怠ると流量が低下し、最悪の場合給湯器が停止することもあるため注意しましょう。
メーカーによっては、フィルターの掃除方法が取り扱い説明書に記載されているため、一度確認しておくと安心です。
主な原因は給湯管詰まり!
給湯器まわりの不具合のなかでも、見落とされやすいのが「給湯管の詰まり」です。
水は問題なく出るのにお湯だけが出ない、あるいはお湯の勢いが弱いという症状がある場合、給湯器本体ではなく配管に原因があるかもしれません。
とくに築年数の経った建物では、給湯管の内部が知らないうちに詰まりかけていることも多いのです。
そもそも給湯管とは?
給湯管とは、給湯器で温められたお湯をキッチンや洗面所、浴室などの蛇口へと届けるための配管です。
水道管から供給される水は一度給湯器へ送られ、そこで加熱されてから給湯管を通って各所へ流れていきます。
この給湯管に問題が起こると、たとえ給湯器が正常に作動していても、蛇口からお湯が出ないトラブルにつながります。
給湯管がつまる原因とは?
給湯管の詰まりは、経年劣化や水質の影響で内部に汚れやサビが蓄積することが主な原因です。
とくに古い鉄製の配管では、内部が腐食してサビが発生し、それが徐々に詰まりを引き起こします。
また、水道水に含まれるミネラル分が固まり、水垢やスケールとなって配管内に付着するケースも少なくありません。
こうした状態が進行すると水の流れが妨げられ、やがて完全につまってしまいます。
お湯の出が以前より弱くなった、温度が安定しないと感じたら、給湯管の状態を一度点検してみましょう。
給湯管がつまったときの合図!
給湯器の配管の異常にはいくつかのサインがあります。
とくに以下のポイントを見逃さずに早めに気づくことで、トラブルの悪化を防ぎましょう。
蛇口から錆が出てくる!
蛇口をひねったときに赤茶色の水が出る場合、それは給湯管の内部でサビが発生している証拠です。
サビが進行すると、給湯管の内側に付着して詰まりの原因になります。
とくに築年数の経った住宅や鉄製の配管を使用している場合は注意しましょう。
お湯が出てこない!
水は出るのにお湯だけが出ない場合も、給湯管の詰まりが疑われます。
給湯器本体に異常がなければ、配管内のスケールや異物が原因で、お湯の流れが遮られている可能性があるのです。
お湯の出が悪い、温度が不安定などの症状があれば、早めに専門業者に点検を依頼しましょう。
そのまま放置するとどうなるの?
給湯管の詰まりは、初期のうちに対処すれば被害を最小限に抑えられますが、放置してしまうと深刻なトラブルに発展します。
ここでは、起こりうる代表的な影響を見ていきましょう。
お湯が出なくなる
最初は出が悪い程度でも、詰まりが進行すると完全にお湯が出なくなります。
配管内にスケールやサビがびっしりと詰まってしまえば、水の流れ自体が遮断されてしまうため、日常生活に支障をきたします。
水漏れにつながる
配管内部の圧力が高まり、継ぎ目や劣化部分から水が漏れ出すリスクもあります。
とくに古い住宅では、腐食した部分から漏水が起こりやすく、床下や壁の中で気づかぬうちに被害が広がるケースもあるでしょう。
結果的に給湯器の故障に!
給湯管の詰まりが原因で給湯器に余計な負担がかかると、本体の故障につながります。
修理費用も高額になるケースがあるため、違和感を覚えた時点で早めに点検・対応することが大切です。
給湯管詰まりの対処法
給湯管の詰まりは、放置するとお湯が出なくなったり配管の破損や給湯器の故障につながることもあるため、早めの対処が欠かせません。
ただし配管内部の問題は目に見えにくく、自力での対応が難しいケースが多いのが実情です。
業者に依頼する
給湯管の詰まりを解消するには、専用の機材や洗浄剤を使った専門的な作業が必要になります。
とくに築年数の経った住宅では、配管の材質や劣化の度合いを見極めながら対応する必要があるため、経験豊富な業者に依頼してください。
業者による主な対処法としては、配管内の高圧洗浄や薬剤洗浄があります。
状態によっては詰まりを解消するだけでなく、劣化した配管の一部を交換するケースもあるでしょう。
こうした判断は専門知識がないと難しく、自己判断で対処しようとすると、かえって状況を悪化させてしまいます。
また業者に依頼する際は、作業内容や費用の説明がしっかりしているかを確認することも大切です。
複数社から見積もりを取って比較し「詰まりの原因調査から対応まで一括で行ってくれるか」なども事前にチェックしておきましょう。
給湯管の詰まりは、早めに手を打てば大掛かりな工事を避けられることが多いです。
少しでも違和感がある場合は、自己判断をせずに専門業者に相談することをおすすめします。
業者の選び方を知ろう
業者を選ぶ際の方法のポイントの一つとして挙げられるのが、安心できるサービスを提供してくれるかどうかです。
例えば業者の中には安心を高めるために無料の相談サービスや保証サービスを提供してくれるところがあります。
特に保証サービスがある業者を選択すればもし修理後にトラブルが発生した時に安心して見直してもらうことができるので、選択する際のポイントの一つとしている人が多いです。
業者を選ぶ時は丁寧に対応してくれるかどうかもポイントの一つです。
例えば清潔な身なりでトラブルが発生しているご家庭への訪問を心がけているところも多いです。
もし複数の業者で迷っているのであればお客様の声を参考にしてみてはいかがでしょうか。
配管のつまりが発生した方などの意見を知ることで、安心できる業者選びに役立てることができる可能性があります。
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関連記事:給湯器の水漏れを発見したらすぐに修理しよう
給湯器や給湯管のトラブルは、自分で解決しようとしてかえって悪化させてしまうケースも少なくありません。
水漏れやお湯が出ないといった不具合がある場合は、早めに専門業者に相談することをおすすめします。
水道屋本舗では、給湯器やポンプの修理にも対応しており、作業内容や料金の目安については給湯器・ポンプの修理と料金表のページで詳しくご紹介しています。
気になる症状がある方は、まず一度チェックしてみてください。
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