おすすめトイレクリーニング業者10選！掃除頻度や汚れを放置するリスクも解説

トイレ掃除が苦手で後回しにしがちな方におすすめの方法は、トイレクリーニング業者への依頼です。

プロが掃除すればきれいになるとわかりつつも、料金が気になり踏み切れない方も多いのではないでしょうか。

本記事では、おすすめのトイレクリーニング業者を10社ピックアップし、それぞれの料金やサービス内容を紹介します。

トイレクリーニング業者を選ぶポイントや依頼するまでの流れなども詳しく解説するので、水回りの掃除をプロに任せたい方はぜひ参考にしてみてください。

トイレクリーニング業者の料金相場

トイレクリーニング業者の料金相場は、約7,000円～10,000円です。

依頼するトイレクリーニング業者ごとに料金が異なり、汚れ防止加工やワックスをかけるなどの作業はオプションとして別料金がかかることが一般的です。

料金相場よりも金額が極端に低いと、悪質な業者の可能性があります。

悪質な業者の場合、追加料金を請求される、損害賠償保険に加入していないことが考えられます。

また、基本料金に含まれる作業内容が少なく、オプションを付けなければ十分な掃除ができず、トータルの金額が高くなる可能性もあるでしょう。

依頼を検討している業者の料金が、相場とかけ離れていないか事前に確認をしましょう。

トイレ以外の家事もプロに任せたいと考えている方は、家事代行の料金相場もあわせてチェックしてみてください。

トイレクリーニング業者の選び方

トイレクリーニングは、悪質な業者とのトラブルも報道されていることから、慎重に選びたいと考える方が多いでしょう。

ここからは、トイレクリーニング業者選びで失敗しないための選び方を紹介します。

順番に解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

利用目的

トイレの汚れを落としたい、悪臭が気になるなど、クリーニング業者に依頼する理由はさまざまです。

悪臭が気になる場合は、便器のほか床や壁など、トイレ全体をクリーニングできるプランがある業者を選びましょう。

便器の汚れのみを取り除きたいのであれば、部分掃除の料金が安いトイレクリーニング業者を選ぶなど、目的にあったプランを選べるかどうかが重要です。

また、トイレのタイプはメーカーごとに異なります。

それぞれのメーカーに関する知識と、クリーニング経験豊富なスタッフがいる業者であれば安心です。

料金

トイレクリーニング業者に依頼をすると、約7,000円～10,000円の料金がかかります。

料金が予算内に収まるのかを確認するためには、基本料金に含まれる内容や、オプションサービスの料金、追加費用の有無を確認しましょう。

トイレクリーニングでは、次に挙げる箇所の掃除が基本料金に含まれていることが一般的です。

多くの場合はトイレの表面の掃除、棚やサニタリーポットの掃除も含まれますが、業者によっては含まれないこともあります。依頼前に、作業内容を確認しましょう。

また、見積もりの際にはわからなかった汚れや、トイレが広かったり、窓に網戸が付いていたりすると追加料金を請求される可能性があります。実際にトラブルになった例もあるため注意が必要です。

トイレクリーニング業者を選ぶ際には、追加料金の有無や、追加料金がかかる可能性がある箇所についてあらかじめ問い合わせておきましょう。

料金形態（定額制か都度払い）

トイレクリーニングは基本的に定額料金制です。

ただし、業者によっては「都度払いの場合は追加料金がかかる可能性あり」などの表記があるので、注意が必要です。

料金トラブルを避けるためにも、見積もりで提示された料金以外はかからない、もしくは定額料金制と明記されているトイレクリーニング業者に依頼しましょう。

オプションの有無

トイレクリーニングは頻繁に依頼しないことが多いため、オプションサービスを利用してトイレ全体をきれいにする方法がおすすめです。

換気扇内部や細かい掃除、汚れの付着を防ぐ加工は、オプションで追加できます。

ほかにも、防カビコーティング、汚れ防止コーティング、タンク内部の掃除、換気扇内部の掃除、床のワックスがけはオプションで用意されていることがあります。

基本料金に含まれていない掃除も依頼したい場合には、オプションサービスの内容とオプション料金を確認し、希望にあうサービスがある業者を選びましょう。

口コミ・評判

トイレクリーニング業者に実際に依頼した方の口コミを参考にしましょう。

よい口コミと悪い口コミを確認するほか、自作自演ではないか、同業他社による悪質な嫌がらせで悪い評価がついてないかを見極めることも大切です。

保険加入の有無

プロのトイレクリーニング業者でも、掃除をする際に物の破損や汚損などのトラブルを起こす可能性は0%ではありません。

業者が損害賠償保険に加入していると、修理代は保険会社が定める範囲内で補償されます。

補償を受けられずトラブルにならないよう、賠償責任保険に加入しているトイレクリーニング業者に依頼をしましょう。

損害賠償保険に加入しているトイレクリーニング業者は、見積りに保険について記載されています。

保険について記載されていない場合は、保険に加入していない可能性もあるため直接確認しましょう。

利用する洗剤の種類

トイレクリーニングに利用する洗剤は業者ごとに異なります。

アレルギーがある方や小さい子どもがいる家庭では、健康に影響を及ぼしにくい洗剤を使用する業者がおすすめです。

トイレクリーニングの実績

トイレに尿石や黒ずみ、黄ばみ、水垢などがこびりついていると簡単には除去できません。

トイレクリーニング業者の実績が豊富であれば、汚れを見極めて適した掃除道具や洗剤を利用し、汚れをきれいに除去できます。

さらに、トイレの造りや形はメーカーごとに異なります。

それぞれのメーカーの特徴や掃除方法を理解している業者に依頼をすると、汚れを落としきれない破損させるなどのトラブルも起こりにくいでしょう。

おすすめのトイレクリーニング業者10選

トイレクリーニング業者のなかでも、利用者数が多く、実績も豊富な業者を紹介します。

各業者の特徴、サービス内容、クリーニング料金やオプションを比較して、依頼する業者を決めましょう。

おそうじ本舗

料金	トイレクリーニング：9,900円 便器追加：5,500円 床ワックス塗布：1,100円 壁紙染色10㎡以下：13,200円 特急便：3,300円
対応エリア	全国
対応時間	9：00～20：00

おそうじ本舗はトイレクリーニング以外にも宅配クリーニング、家事代行、料理代行などを請け負う業者です。

年中無休で対応しており、早朝や深夜でも依頼できることがあります。

日中は家にいられない方でもでも依頼しやすいでしょう。

おそうじ本舗のトイレクリーニングでは、トイレの壁、天井、換気扇、窓拭き、蛇口周辺やタンク、便座を取り外して掃除をします。

ただし、窓扉、床は内側のみ、換気扇はカバーのみで、内部はトイレクリーニングの対象外のため注意しましょう。

また、おそうじ本舗はオプションも選択でき、床のワックスがけ、壁紙染色を依頼ができます。

すぐにトイレクリーニングをしてほしい方や、床や壁の拭き掃除のみでなく、新築のような状態にしたい方におすすめです。

サービスの質やスタッフの対応が気になる方は、おそうじ本舗ハウスクリーニングの評判や口コミもあわせてチェックしてみてください。

おそうじ革命

料金	トイレクリーニング：8,250円 通常換気扇クリーニング：3,850円 タンク内クリーニング：3,850円 便器内水垢防止コーティング：5,500円 便器内水垢防止＋菌分解除去コーティング：15,950円
対応エリア	全国
対応時間	9：00～19：00

お掃除革命は、全国に対応している業者です。

おそうじ革命では、独自開発の洗剤を利用し、トイレ全体を掃除したあと除菌コーティングするため、きれいな状態を維持できます。

トイレクリーニングを担当するスタッフは長期間の研修を受けており、技術や知識が豊富なため、スムーズかつ適切に汚れを除去できるでしょう。

おそうじ革命のトイレクリーニングでは、収納棚の表面、窓の内側、照明、コンセント、ペーパーホルダーなどを拭き掃除します。

細かい部分も掃除をしてほしい場合はオプションサービスを付けると、タンク内や換気扇内部のクリーニングも依頼可能です。

おそうじ革命は定額料金制で、汚れが目立つ場合でも追加料金がかかることがありません。

また、トイレクリーニングの仕上がりに満足できなかった場合は、3日以内申請すると再度無料でクリーニングをします。

受け付け時間は9：00～19：00ですが、年末年始以外は土日祝日も対応しており、予約状況によっては夕方や夜間も依頼をできます。

お掃除マスター

料金	トイレクリーニング：8,800円～
対応エリア	全国
対応時間	24時間年中無休

お掃除マスターは全国に拠点があり、最短で即日トイレクリーニングの依頼が可能です。

お掃除マスターには研修制度があり、提携する業者ごとに技術に差が生じることはなく、安定した高品質なサービスを受けられます。

電話での申し込みは24時間年中無休で対応しており、すぐにトイレクリーニングを依頼したい場合や、日中は申し込みの電話ができない方にもおすすめです。

トイレクリーニングは料金プランが明示されておらず、見積もりを出す必要があるため、無料の現地調査を依頼しなければなりません。

しかし、お掃除マスターは無料の見積りを出したあとキャンセルが可能です。ほかのトイレクリーニング業者との比較もできます。

お掃除マスターのトイレクリーニングでは、便器の黒ずみや黄ばみ、カビの掃除や床、壁、ウォシュレット取り外しの掃除を実施しています。

タンク内の水を抜いて、内部の汚れやカビを落とす洗浄作業もオプションでの追加が可能です。

ダスキン

料金	トイレクリーニング：9,460円 汚れ防止コート（便器内部1台）：3,520円 トイレロータンク内除菌クリーニング：3,520円
対応エリア	全国
対応時間	24時間年中無休

ダスキンは、洗剤や掃除道具を独自開発しており、人間の体、地球環境に配慮したものを使用しています。

トイレクリーニングに関する知識や実績が豊富で、汚れの原因にあわせて掃除道具を選択するため、スムーズかつきれいに汚れを除去できます。

オプションサービスでは、便器の表面に汚れ防止コーティングを選択可能です。

簡単な拭き掃除できれいな状態を維持したい方は、汚れ防止コーティングのオプションを付けましょう。

ほかにも、オプションサービスのトイレロータンク内除菌クリーニングを追加すると、細かい箇所も掃除ができます。

クリーンクルー

料金	トイレクリーニング：13,200円 換気扇クリーニング：4,400円～ ウォシュレット分解：4,400円～ プチコーティング：3,300円～ 除菌拭き上げ：4,400円
対応エリア	関東、東海、近畿、九州
対応時間	9：00～18：00

クリーンクルーは、2020年オリコン顧客満足度調査でスタッフの技術力1位を獲得しました。

クリーンクルーは複数の業者と提携しているわけではなく、自社研修を受けたスタッフがトイレクリーニングを担当します。

スタッフごとの技術力の差がなく、何度依頼をしても同じ仕上がりになります。定期的にトイレクリーニングを依頼したい方におすすめです。

クリーンクルーのトイレクリーニング便座や便器、シャワーノズル掃除のほか、トイレの床、壁、扉、換気扇の表面の拭き掃除も実施しています。

トイレの壁や床に飛び散った尿や、ホコリ、チリなども徹底洗浄し、尿石や悪臭、黒ずみなど汚れの原因にあわせた洗剤を利用するため、市販の洗剤で汚れを落とせず悩んでいる方にもおすすめです。

さらに、トイレクリーニングはオプションサービスが充実しており、ウォシュレットの分解掃除、換気扇内部の掃除などを追加でき、換気扇は内部のファンを取り外し、汚れを除去します。

ウォシュレットを分解したうえで、尿石や黄ばみなど内部の汚れをきれいにします。

ウォシュレットの分解掃除は自身で実施することが難しく、故障の原因にもなるため、プロに依頼しましょう。

コーティングオプションは、トイレをコーティング剤で撥水加工して、汚れの付着を防ぎ、綺麗な状態を維持するためのオプションサービスです。

除菌拭き上げサービスは、ウィルスや雑菌を専用の水で拭いて清潔にしたうえで、再度雑菌やウイルスの繁殖を防ぎます。

カジタク

料金	トイレ+洗面所クリーニング：13,200円 トイレクリーニング：6,600円 窓・サッシ・網戸セット 1か所：6,600円 洗面所：6,600円
対応エリア	北海道、東北、関東、中部 近畿、中国、四国、九州
対応時間	24時間年中無休

カジタクは、トイレクリーニング以外にも家事代行サービスを提供していることが特徴です。

トイレクリーニングの研修を受けた専門スタッフが、カビや黒ずみなど蓄積した汚れもきれいに除去します。

利用する掃除道具や洗剤は、汚れの原因にあわせて使い分けています。

いずれも人体と地球に優しい成分の洗剤を利用するため、小さい子どもや年配の方がいる家庭でも安心です。

また、カジタクのトイレクリーニングの対応範囲は、便器、タンクの周辺、ノズル表面、壁や床、天井、照明の掃除です。

トイレクリーニングの約3日後にカジタクのスタッフから電話、メール、SMSで連絡が入ります。

スタッフから連絡が来た際に、直接掃除担当者に伝えられなかったことをヒアリングし、仕上がりに不満がある場合には無料で再クリーニングを依頼できます。

Webでトイレクリーニングの依頼が可能で、Amazon payの支払いにも対応しているため、スムーズに予約ができることがメリットです。

さらに、見積もりのための訪問は実施しておらず、トイレクリーニングを依頼したい日時を選び、必要事項を入力すると予約が完了します。

2回目以降の依頼は情報が引き継がれるため、必要事項の再入力の手間がかかりません。

再度クリーニング業者を探す手間を省きたい方、継続した依頼を検討している方におすすめです。

東急ベル

料金	トイレクリーニング：9,900円  トイレ フッ素コーティング：5,500円  換気扇内部洗浄：5,500円
対応エリア	東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県
対応時間	9：00～20：00

東急ベルは、東急沿線エリアに対応しているトイレクリーニング業者です。

主に、次のエリアに居住している方におすすめです。

公式サイトで郵便番号を入力すると、詳しい対応エリアを確認できます。

東急ベルのトイレクリーニングでは、便器、タンクの表面、壁、床、タオルかけ、リモコン、ペーパーホルダーなどの拭き掃除を実施しています。

また、収納棚の表面や照明、天井、換気扇の表面とフィルターもきれいにできるほか、ウォシュレットの分解掃除も基本料金に含まれます。

オプションメニューはタンクの内部の掃除、床のワックスがけ、換気扇のファンの掃除、フッ素コーティングです。

東急ベルでは、独自の研修を受け、専門スキルを身に付けたベルキャストと呼ばれるスタッフがトイレクリーニングを担当します。

公式サイトから24時間いつでも問い合わせができ、仕事や家事の合間にトイレクリーニングの予約ができることもメリットです。

サニクリーン

料金	要見積もり
対応エリア	全国
対応時間	平日9：00～17：00

サニクリーンは、独自のお掃除マイスター制度を導入していることが特徴です。

約20年以上トイレを含めたハウスクリーニングを実施しており、実績が豊富です。

お掃除マイスター制度は、トイレクリーニングをはじめとした、掃除の悩みに対応するための知識や技術を持ったアドバイザーを育てる制度です。

家庭のみでなく、オフィスやお店などの清掃で快適な環境づくりをしてきたサニクリーンのノウハウをスタッフに教え、依頼者に高品質なサービスを提供しています。

サニクリーンのスタッフの対応の丁寧さ、スピーディーなトイレクリーニングの品質は高く、リピーターも増えています。

はじめてトイレクリーニングを依頼する方や、定期的に依頼できる業者を探している方、毎回同じ業者に依頼をしたい方におすすめです。

グッドハウス

料金	要見積もり
対応エリア	北海道、東北、関東、北陸・中部 関西、中国、四国、九州
対応時間	10：00～20：00

グッドハウスは、年中無休で全国に対応しているクリーニング業者です。

トイレクリーニングでは、便器、タンク表面、ウォシュレットの掃除を依頼できます。

壁や床、天井の拭き掃除は基本料金に含まれていないため、トイレ全体の掃除を依頼したい場合には、オプションサービスを追加する必要があります。

しかし、基本料金にウォシュレット分解掃除が含まれている点が魅力だといえるでしょう。

シンユウ

料金	トイレクリーニング：8,800円 タンク内部洗浄 ：3,300円 トイレ換気扇の分解洗浄 ：2,200円
対応エリア	長野県安曇野市 / 下伊那郡阿智村 / 飯田市 / 岡谷市 / 駒ヶ根市 / 塩尻市 / 諏訪郡下諏訪町 / 諏訪市 上伊那郡辰野町 / 下伊那郡高森町 / 茅野市 / 小県郡長和町 / 諏訪郡原村 / 諏訪郡富士見町 / 松本市 下伊那郡松川町 / 北安曇郡松川村 / 上伊那郡箕輪町 / 上伊那郡宮田村山梨県甲斐市 / 甲府市 / 甲州市 中巨摩郡昭和町 / 中央市 / 韮崎市 / 笛吹市 / 北杜市 / 南アルプス市 / 山梨市愛知県春日井市 名古屋市千種区 / 名古屋市東区 / 名古屋市北区 / 名古屋市西区 / 名古屋市中村区 / 名古屋市中区 名古屋市昭和区 / 名古屋市瑞穂区 / 名古屋市熱田区 / 名古屋市中川区 / 名古屋市港区 / 名古屋市南区 名古屋市守山区 / 名古屋市緑区 / 名古屋市名東区 / 名古屋市天白区 / 長久手市
対応時間	9：00～22：00

シンユウは、トイレクリーニングのほか、水回りやキッチン、換気扇のクリーニングに対応しています。

また、複数のWebサイトに口コミが投稿されており、実際に利用した方の評価を確認したうえで予約できることがメリットです。

なお、通常料金にタンク内部洗浄と換気扇の分解洗浄は含まれていないため、細かい部分まで掃除を依頼したい場合にはオプションサービスを追加しましょう。

トイレクリーニングの頻度

業者に依頼するタイミング、自身でトイレ掃除をする頻度についても紹介します。

では、解説していきます。

自身で掃除をするなら毎日

トイレは毎日、複数回使うところです。

使えば使うほど汚れが蓄積するため、毎日掃除をするのが理想ですが、仕事や家事が忙しく毎日掃除をするのは難しいこともあります。

毎日トイレ掃除をするためには、毎日掃除をするべき場所、毎日ではなくてもいい場所、のように優先順位をつけるとよいでしょう。

便座や床は排泄のたびに尿が飛び散るため、簡単な拭き掃除をする方法がおすすめです。

いずれも週に1度は掃除をしなければ、汚れが目立つ箇所です。汚れが目立つと掃除が手間だと感じることもあるため、最低でも週に1回は拭き掃除をしましょう。

トイレカバーは湿気を吸収し、カビが発生する可能性があります。そのため、月に1回は洗うことが大切です。

トイレは、掃除をしなければしないほど、カビや尿石が溜まります。溜まった汚れは市販の洗剤や掃除道具では除去できなくなるため、こまめに掃除をしましょう。

1年に1回はプロに任せる

トイレクリーニングは、1年に1回はプロに任せると良いでしょう。

しかし、1年に1回の依頼はあくまでも目安であり、尿石や黒ずみを落とせない状態の場合は、すぐに依頼をしましょう。

長期間トイレの汚れを放置すると、専門の掃除道具や洗剤がなければ汚れを落とせないことがあります。

手が届かない箇所の掃除をするためにも、1年に1回トイレクリーニング業者に依頼をする方法がおすすめです。

トイレクリーニング業者の主な作業内容

トイレクリーニング業者の主な作業範囲、作業内容を紹介します。

なお、トイレクリーニング業者ごとに詳細は異なるため、掃除方法が気になる方は依頼前に各業者に確認をしましょう。

換気扇の汚れを掃除

トイレクリーニングは、上から下に向かって掃除をします。

そのため、最初にトイレの天井部分に設置された換気扇の汚れから取り除きます。

換気扇の蓋を外して掃除機をかけ、換気扇の表面のホコリをタオルで水拭き、最後に乾拭きで拭き取りをして完了です。

トイレは湿気が少ないため、換気扇までカビが生えるケースは少なく、数分で換気扇の掃除は完了します。

引き出しや棚を掃除

トイレに棚がついている場合は、換気扇の次に棚を掃除します。

棚に収納している備品を1度外に出し、棚の中に掃除機をかけます。

掃除機でホコリを取り除き、水拭きと乾拭きで細かいゴミを拭き取りをして完了です。

手洗い部分を掃除

タンクの上部に手洗いボウルが付属している場合、ボウルを洗います。

水垢だけではなく、手を洗うため皮脂も付着しやすく、皮脂汚れが溜まります。

皮脂が多く付いている場合は、洗剤を付けて時間を置いて浸透させます。

浸透後に洗剤を拭き取り、蛇口の周辺やボウルの水垢をこすり落とし、最後に乾拭きをして完了です。

蓋と便座を掃除

トイレの蓋と便座は、水拭きと乾拭きで汚れを拭き取ります。

プラスチックの蓋は傷付きやすいため、最初にクロスでホコリを拭いたあとに、水拭きや乾拭きで仕上げることがポイントです。

なお、なかには分解可能な便座もあるため、取り外して汚れやホコリを拭き取ります。

脱臭フィルターを掃除

温水洗浄便座は、便座と蓋を取り外して掃除します。

ウォシュレット表面は洗剤で汚れ落とし、ウォシュレットの底の部分の脱臭フィルターに付いたホコリを取り除きます。

脱臭フィルターは便器の中の水で洗い、再度取り付け、最後に乾拭きをして完了です。

ノズル周りの掃除

汚れを拭き掃除し、汚れが取れない箇所はブラシで擦ります。

トイレクリーニング業者はノズル周辺に付着した汚れを見極められるため、酸性、中性洗剤、スポンジやブラシなど、洗剤や道具を使い分けてきれいにします。

便器の内部と周りの掃除

便器の裏側や内部、フチに付着している尿石やカビの位置を鏡でチェックします。

汚れを確認したあと、洗剤とブラシやパッド、軽石で汚れをこすります。便器の周りや裏側を拭いて完了です。

床や扉の掃除

トイレの床や壁、扉には尿がはねたり、触れた際に皮脂が付着したりします。

尿や皮脂は中性洗剤とタオルで汚れを拭き取り、ペーパーホルダーに付いたホコリや皮脂も水拭きと乾拭きをします。

掃除機をかけてトイレクリーニングは終了です。

トイレクリーニングをせず汚れを放置するリスク

トイレ掃除をせず汚れを放置すると衛生環境が悪くなります。

そうすると健康被害が出るリスクも高まります。

トイレクリーニングをしないことで起こるリスクを詳しく紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

衛生環境が悪くなる

トイレの汚れの原因は、水垢や尿石です。

水垢や尿石を放置すると、市販の掃除道具では汚れを落とせなくなります。さらに汚れが蓄積し、衛生環境が悪くなります。

タンク内部のカビが発生を放置した場合は、カビ菌が含まれた水が便器に流れ、黒ずみ汚れが付着する原因になります。

衛生環境を悪くしないためにも、日々こまめに掃除をしましょう。

悪臭が発生する

トイレの不快な臭いの原因は、尿石や、見えない部分に発生したカビや汚れによるものです。

トイレの便座や蓋など目に見える場所はきれいに掃除をしても、目には見えない場所に汚れが蓄積している可能性があります。

自身で掃除をしても臭いが取れない場合は、トイレクリーニング業者に依頼するのもおすすめです。

健康被害が出る

トイレ掃除をせず汚れを放置すると、尿石を餌にしてカビや雑菌が繁殖して、黒ずみが目立ちます。

また、アレルギー反応を起こすこともあり、粘膜を刺激して咳や鼻水が出る場合があります。

雑菌が体内に入ると内臓機能が低下するなど、健康被害を引き起こすリスクが高まります。

健康被害が出てしまった場合は、迅速にトイレクリーニング業者に依頼しましょう。

トイレクリーニング業者に依頼するメリット

トイレは自身でも掃除が可能ですが、業者に依頼することで得られるメリットがあります。

トイレクリーニング業者に依頼するメリットを紹介します。

手が届かない箇所もきれいになる

トイレクリーニング業者は、便器のほか床や扉、換気扇、ノズルなど、トイレの隅々まで掃除をします。

尿は壁や床に飛び散るため、広範囲を掃除しなければなりません。

また、飛び散っていても目視では確認しにくく、どの程度の範囲を掃除すべきなのかわからないこともあるしょう。

照明や棚、ノズルなど、掃除をしにくい場所や手が届かない場所もプロが掃除をするためきれいになります。

引っ越し後に1度も掃除をしていない箇所がある方や、大掃除をしたいときに、トイレ全体をまとめてきれいにできることがメリットです。

清掃で悪臭の原因を除去できる

トイレクリーニング業者は専用の洗剤や道具でクリーニングをおこないます。

日々の掃除では除去しきれなかった尿石や黒ずみなど、悪臭の原因を取り除けます。

また、業者によっては、汚れを防ぐ加工オプションを追加できます。

悪臭の原因となる汚れが付着しにくくなり、簡単なトイレ掃除で清潔な状態を維持できることがメリットです。

プロが実施するトイレクリーニングの流れ

トイレクリーニングの依頼方法は、はじめて利用する方でもわかりやすく、トラブルが起こらないよう工夫されています。

しかし、見積りや予約方法、掃除当日の対応などをあらかじめ確認したい方もいるでしょう。

トイレクリーニングを依頼するまでの大まかな流れを紹介します。

ぜひ依頼する際の参考にしてみてください。

1：見積もり

料金の安さや、検索をした際に広告が表示されたなどの理由でトイレクリーニング業者を選ぶと、料金や仕上がりでトラブルが起こることがあります。

そのため、複数のトイレクリーニング業者の見積もりをとり、比較しましょう。

自身の規模に適したトイレクリーニング業者を選択し、Webや電話、専用フォームから連絡をします。

2：契約

トイレの写真を送信する、クリーニングを依頼したい場所の汚れや状態を伝える、現地調査をするなどの方法で、見積もりを出します。

見積りや契約書の内容に納得できたら契約をしましょう。

契約後はトイレクリーニング業者と作業日と時間の調整をします。

3：養生

トイレの動作確認をしたあとに、トイレマットやサニタリーボックスなどを片付け、掃除をしない箇所を養生します。

4：清掃

換気扇の汚れ、引き出しや棚、手洗い部分、蓋と便座、脱臭フィルター、ノズル周り、 便器の内部と周り、床や扉などを清掃します。

トイレ全体を乾拭きして、動作確認に問題がなければトイレクリーニングは完了です。

5：片付け

養生を剥がし、トイレマットやサニタリーボックスなど置いていた物を元に戻します。

クレジットカード払いや後払いをした場合、その場で決済の必要はないため、トイレクリーニングが終了したらすぐにスタッフが帰ります。

トイレクリーニング業者についてよくある質問

トイレクリーニング業者について、次のような質問がよくあります。

最後に、トイレクリーニング業者についてよくある質問に回答します。

トイレクリーニングにかかる時間は？

トイレクリーニングにかかる時間は、約1時間です。

便器に洗剤を入れ、約10分漬け置きをして、15分かけて洗浄します。

ウォシュレットの分解と掃除に約10分、仕上げの乾拭きに約15分が目安です。

汚れがこびりついている場合は1時間以上かかることもあるため、時間に余裕をもって予約しましょう。

参照元：クリーンクルー

トイレクリーニングの予約を取りやすい時期は？

各業者の公式サイトでは、特定の時期は予約を取りやすい、と明記していません。

しかし、トイレクリーニングの予約は、年末を除きいつでも取りやすいといえます。

年末は大掃除のタイミングでトイレクリーニングを依頼する方が多いため、予約を取りにくい傾向があるでしょう。

業者が来る前の準備は？

トイレクリーニングの業者が来る前に、トイレに置いてある物を片付けましょう。

棚の中の掃除も依頼した場合、物を片付けておくと作業がスムーズになり所要時間も短くなります。

また、トラブルを防ぐため、貴重品や小物類はトイレの周辺に置かないように注意が必要です。

トイレの詰まりは修理できる？

トイレクリーニング業者は修理業者ではないため、排水管の詰まりの修理はできません。

トイレの詰まりは専門の修理業者に依頼をしたうえでトイレクリーニング業者に掃除を依頼しましょう。

トイレクリーニング業者が掃除をすると、汚れが原因のトイレの詰まりを予防できます。

まとめ

トイレは毎日利用するため汚れやすく、こまめに掃除しなければなりません。

自身で掃除が難しい場所や、市販の洗剤や掃除道具では除去できない汚れがこびりついている場合には、トイレクリーニング業者に依頼をする方法がおすすめです。

トイレクリーニング業者は全国に対応している大手や、地域密着型の個人業者もあります。

業者の規模を問わず、先に料金を提示し、見積もりや作業の詳細を説明しているかをチェックします。

トイレクリーニング業者は慎重に選び、高額請求、破損や汚損などのトラブル、悪質な業者との契約を防ぐことが大切です。

おすすめの業者の情報を参考にして、プロにトイレクリーニングを依頼しましょう。