ワイシャツのクリーニングはどこが安い?クリーニング前後の注意点も解説!

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「ワイシャツのアイロンがけが苦手」
「少しでも安くワイシャツをクリーニングに出したい」

ワイシャツは、きれいに洗濯するのみでなく、アイロンがけの手間もかかります。

毎日のようにワイシャツを使用する方は、まとめて「クリーニング」に出すとアイロンがけの時間も短縮できます。

しかし「料金によっては、頻繁な利用が難しいのではないか」と感じる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ワイシャツクリーニングの気になる料金相場や、おすすめのクリーニングについて紹介します。

プラン内容やオプションについても詳しく解説するので、面倒なワイシャツの洗濯をクリーニングに任せ、時間にゆとりを持ちたい方はぜひ参考にしてみてください。

目次

ワイシャツをクリーニングに出すメリット

まず、ワイシャツをクリーニングに出すメリットについて解説します。

ワイシャツをクリーニングに出すメリットは、大きく分けて次の2つです。

ワイシャツをクリーニングに出すことで、頑固な汚れを落とす手間が省けたり、キレイな状態で保管できたりします。

それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

プロの技で頑固な汚れやシミが落ちる

クリーニング店に出せば、頑固な汚れがついたワイシャツでも真っ白に仕上がります。

ワイシャツに付着した汚れは、繊維の中に入り込むことで落としにくくなります。こういった汚れは「頑固な汚れ」となり、家庭で使われているような洗剤で落とすのは難しいです。

しかしクリーニング店なら、専用の機械と洗剤でこのような汚れもキレイに落とせます。

洗っても落ちないシミや汚れがついたワイシャツを持っている方は、諦めて捨てる前に一度クリーニングをおすすめします。

アイロンの手間が省ける

ワイシャツをパリッと仕上げるコツは、アイロンがけと糊付けをしっかりすることです。

しかし、朝早く出社し深夜に帰宅する方や共働きの家庭では、アイロンがけに時間を掛けられないケースも多いでしょう。

クリーニング店を利用すれば店頭や宅配でワイシャツを受け取れ、このような手間を省くことが可能です。

また、クリーニング店では汚れや臭い防止となる糊付けも行っています。お気に入りのワイシャツなどは定期的にクリーニングに出すことでより長く着用できます。

ワイシャツに加えてスーツもクリーニングに出したい方は、スーツのクリーニングサービスおすすめ8選・依頼時の注意点もあわせてチェックしてみてください。

ワイシャツの仕上げ方法

クリーニング店での仕上げは、次の2つのような方法があります。

クリーニング店で仕上げ方法を指定しなかった場合、「ハンガー仕上げ」での仕上げが一般的です。「たたみ仕上げ」と「ハンガー仕上げ」には、どのような違いがあるのかそれぞれ解説します。

たたみ仕上げ

たたみ仕上げは、ワイシャツをたたんだ状態でビニールにパッキングする仕上げ方法です。

名前のとおり、たたんだ状態でクリーニング店から持ち帰れるため、持ち運びが楽な仕上げ方法といえます。帰宅後は、そのままタンスにしまって保管できるので収納スペースをとらないのも大きな魅力です。

ワイシャツをスーツケースやバッグに収納したいとき、自身でワイシャツをたたむとシワになりやすく手間がかかります。

たたみ仕上げにしておけば、キレイな状態で収納できるため、ワイシャツを持ち運ぶ予定が多い方に最適です。

ただし、クリーニング店にたたみ上げをお願いすると追加料金がかかる場合があるので、事前に確認しておく必要があります。

また、たたみ上げの状態で保管しておくとたたみジワがついてしまうため、長期間の保管には向いていないことも認識しておきましょう。

ハンガー仕上げ

ハンガー仕上げは、クリーニングしたワイシャツをハンガーにかけた状態でビニールにパッキングする仕上げ方法です。

クリーニング店から持ち帰ったら、ハンガーをクローゼットにかけた状態のまま保管できるので、シワになりにくく長期的な保管に向いた仕上げ方法といえます。

また、店頭で仕上がりをチェックするときはたたみ仕上げと違い、ワイシャツを広げることなくすぐに確認できることがポイントです。

ハンガー仕上げの注意点はクリーニングに出す度、自宅にハンガーが増えてしまうことです。

ハンガーはある程度あっても困るものではありませんが、増えすぎるとゴミになってしまいます。

クリーニング店によっては、ハンガーを回収するお店もあるので、ハンガーを捨てる前にそういった回収サービスがあるか確認しておくとよいでしょう。

ワイシャツのクリーニングに必要な時間、日数

ワイシャツのクリーニングにかかる時間は、店舗で受け取る「クリーニング店舗型」か宅配で受け取る「クリーニング宅配型」によって変わります。

一般的に店舗は仕上がりが早く、宅配型は時間がかかってしまいます。

こちらでは、店舗型と宅配型、それぞれの必要な時間、日数について解説していきます。

クリーニング店舗型の場合

クリーニングの店舗型でワイシャツをクリーニングした場合、1日か2日程度で仕上がることが一般的です。

店舗によっては、その日のうちに仕上げる「半日仕上げ」も可能で、クリーニングに出してから仕上がるまでの時間が短いことが特徴です。

個人が経営するクリーニング店や仕上がりにこだわりのある高級クリーニング店の場合、仕上がりに多少時間がかかる場合があります。

そのような店舗でクリーニングする場合は、仕上がりまでの時間を前もって確認しておくとよいでしょう。

クリーニング宅配型の場合

クリーニング宅配型でワイシャツをクリーニングすると、2日から5日程度の日数が必要になります。

宅配型では、まとめてクリーニングに出すことが一般的なため、店舗型に比べ仕上がりに少し時間がかかります。

また、宅配業者の関係により到着日数が前後することもあり、宅配型では急ぎではないワイシャツの依頼がおすすめです。

クリーニングに出す衣類の種類によっては、さらに時間がかかる場合があるため、注意しておきましょう。

ワイシャツのクリーニング料金の相場

ワイシャツのクリーニング料金は、クリーニング店舗型とクリーニング宅配型で150円から900円程度の差があります。

結論からいうと、ワイシャツ単品でクリーニングに出すならクリーニング店舗型が、スーツなど他の衣類とまとめてクリーニングするならクリーニング宅配型がお得です。

店舗型と宅配型の料金形態について解説するので、ぜひ相場の参考にしてみてください。

クリーニング店舗型の場合

クリーニング店舗型のワイシャツクリーニングは、安い店舗で110円程度、高級店では400円程度の料金が相場です。

店舗型のクリーニング店では、衣類ごとに料金が設定されています。

ワイシャツ料金は、リーズナブルな料金となっており、習慣的にクリーニング店舗型を利用する方も多いです。

店舗型の場合、クリーニングに出してから受け取るまでの時間が短いため、なるべく安くすぐにキレイなワイシャツを手にしたい方におすすめです。

クリーニング宅配型の場合

クリーニング宅配型のワイシャツクリーニングは、安い場合は500円程度、高い場合では2,000円程度の料金が相場です。

宅配型のクリーニング店では、衣類の料金が一律で「5点でいくら」のようなパック料金制が主流となります。

ワイシャツの単価のみで計算すると、店舗型に比べ料金がやや高めといえます。

しかし、宅配型にはワイシャツや他の衣類を一定期間預かってくれるサービスがあり、季節の変わり目に重宝されることが多いです。

コートや複数のワイシャツなどをまとめてクリーニングに出したい方におすすめなサービスといえるでしょう。

宅配クリーニングを利用したい方は、おすすめ宅配クリーニングの比較でサービスごとの料金をチェックしてみてください。

【宅配型】ワイシャツのクリーニング料金が安いおすすめの業者4選

ここからは、ワイシャツのクリーニング料金が安いクリーニング宅配型のおすすめ業者を4つ紹介します。

それぞれの特徴を理解し、ワイシャツのクリーニングを利用してください。

ホワイト急便

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5点コース(保管なし)7,980円
5点コース(保管あり)9,480円
8点コース(保管なし)8,980円
10点コース(保管なし)10,480円
10点コース(保管あり)13,480円
15点コース(保管あり)18,480円
保管期間最長9か月間
※料金はすべて税込表示です。

「ホワイト急便」は全国5,000店舗以上を誇る大手チェーンで、業界歴は45年を超えています。

高い技術とリーズナブルな料金が人気のクリーニング店です。

5点コース(保管なし)は7,980円(税込)と、保管期間をなくすことで業界最大級の割引を実現しています。

すぐに着用する予定のワイシャツやスーツなどをまとめてクリーニングに出すのにピッタリのコースといえます。

ホワイト急便は宅配以外に実店舗を構えており、ワイシャツなどの単価が安い衣類は店舗、単価が高い衣類は宅配のように使い分けできます。コスパよく活用したい方におすすめなクリーニング店です。

また、ホワイト急便では、ぬいぐるみやカーペットなど、他社では対応が難しいものまで対応可能という点が特徴です。

汚れを落とすのを諦めていた難しい素材の洋服や着物などを持っている方は、ホワイト急便にワイシャツとまとめて宅配クリーニングに出すとよいでしょう。

実際に利用した方の感想を知りたい場合は、ホワイト急便の評判・口コミをぜひ参考にしてみてください。

ピュアクリーニング

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5点パック9,680円
10点パック12,100円
15点パック16,280円
20点パック20,900円
30点パック29,700円
保管期間最長9か月間
※料金はすべて税込表示です。

「ピュアクリーニング」は、静岡県と神奈川県を中心に営業するクリーニング店です。

宅配クリーニングは全都道府県で利用できますが、北海道、沖縄、離島は別途送料がかかってしまうので注意しておきましょう。

ピュアクリーニングは、最大30点までとパックの種類が多いことが特徴です。

5点パックと30点パックの1点あたりの料金を比較すると、「5点パック=1,936円、30点パック=990円」と料金が大きく変わります。

そのため、衣類をまとめてクリーニングに出したい方に最適です。

また、ピュアクリーニングは普段よりワンランク上の品質で仕上げる「ピュアクリーニングプレミアム」というサービスがあります。

ピュアクリーニングプレミアムは、最新の機械と職人の手作業で1枚1枚丁寧に洋服をクリーニングして新品のような仕上がりと評判です。普段使いには難しいですが、一張羅のスーツや大切な洋服をクリーニングするのにおすすめです。

株式会社カーニバル

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10点パック13,178円
保管期間最長11か月間
※料金はすべて税込表示です。

「株式会社カーニバル」は、京都府、大阪府、愛知県を中心に展開するクリーニング店です。

「安くて早い」をモットーに営業しており、店舗でのクリーニング料金はワイシャツが198円(税込)から、洋服類は一律で429円(税込)の低価格を実現しています。

株式会社カーニバルの宅配クリーニングは、10点パック13,178円(税込)となります。

パックの種類やコースなどは他社に比べて少ないですが、保管期間が11か月と約1年間衣類を預けておけることが特徴です。

普段着る機会の少ない冠婚葬祭用の衣服は、クリーニング後も預けておくとよいでしょう。また、しみ抜きと再仕上げも無料で行ってもらえるため、保管時のアフターケアも充実したクリーニング店といえます。

リネット

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5点コース8,580円
5点コース(luxe)14,080円
10点コース12,980円
10点コース(luxe)2,2880円
15点コース19,360円
15点コース(luxe)33,880円
保管期間最長8か月間
ワイシャツ1点484円~
※料金はすべて税込表示です。

「リネット」は宅配専門のクリーニング店です。

リネットは、パック以外にも1点からクリーニングに対応していることが特徴で、ワイシャツなら「1点:448円(税込)+送料」でクリーニングに出せます。

店舗型に比べると少し割高ですが、リネットは初回利用時に最大40%OFFや初回送料無料など初回利用時にお得なキャンペーンが用意されています。

たとえば、上記キャンペーンを使いワイシャツ5点をクリーニングに出した場合、1点あたり最安で223円(税込)となります。まず宅配クリーニングを試してみたいという方はリネットからお試ししてみるとよいでしょう。

また、リネットでは「通常会員」「プレミアム会員」の2つの会員コースが用意されています。

会員コースの主な違いは次のとおりです。

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通常会員プレミアム会員
会員費無料月会費プラン:429円
年会費プラン:5,148円
送料無料8,800円から3,300円から
お届け日数最短7日後最短2日後
無料オプションシミ抜き/毛玉取り、毛取り/リネット安心保証シミ抜き/毛玉取り、毛取り/リファイン加工、抗菌防臭加工、
やわらか加工/宅配ボックス、コンビニ預け/リネット安心保証など
※料金はすべて税込表示です。

プレミアム会員は送料が3,300円(税込)から無料となり、定期的に利用したい方におすすめのコースです。

リネットを利用するときは、まずプレミアム会員への入会がお得です。

実際の感想やレビューが気になる方は、リネット宅配クリーニングの口コミや評判をチェックしてみてください。

ワイシャツをクリーニングに出す前の注意点

ワイシャツは、クリーニングに出しても真っ白な状態で返ってくるとは限りません。

「落としてほしかった汚れが残っている」「前よりもほつれが悪化した」というような、クリーニング後のトラブルは避けたいものです。

クリーニングに出す前に注意しておきたいポイントが2つあります。

順番に見ていきましょう。

ほつれや取れかけのボタンを確認

ワイシャツをクリーニングに出すときは、ほつれやボタンなどのワイシャツのコンディションをあらかじめ確認しておきます。

問題がある状態で出すと、クリーニング店で仕上げたときに、ほつれの広がりやボタンの紛失へとつながる可能性があるからです。

事前にワイシャツのコンディションをチェックして、ほつれやとれかけたボタンは縫い付けたり、外して保管したりするとよいでしょう。

また、クリーニング店にその旨を伝えておけば、対応する店舗もあります。

汚れ、シミを確認

クリーニングでは、落としきれなかった汚れやクリーニング店が気づかなかったシミが残っている可能性があります。

そのため、クリーニング前にワイシャツのシミや黄ばみなどを、くまなくチェックしておくことがおすすめです。

家で落としきれなかった汚れがある場合、あらかじめクリーニング店に伝えておくことで入念に対応してもらえます。

ワイシャツをクリーニングに出したあとの注意点

ワイシャツをキレイに保つには、クリーニング後の保管方法も重要です。

クリーニングに出したあとに注意したいポイントを2つ確認しておきます。

ワイシャツの保管時はビニール袋を外す

ワイシャツをクリーニングに出すと、ビニール袋にパッキングされた状態で渡されることが一般的です。

汚れがつかないのでそのまま保管しても良さそうですが、ビニール袋をつけっぱなしにすると思わぬトラブルに発展することがあります。

たとえば、湿気がビニール袋の中にこもってしまいカビが繁殖したり、ビニールの成分をワイシャツが吸着して黄ばみが発生したりと衣類にとって悪影響が多いのです。

また、ドライクリーニング時に使用した溶剤が揮発せずに残っていると、肌に赤身が出るような肌トラブルの原因となることもあります。

クリーニング店のビニール袋はあくまで簡易的なもので、出荷時や店内での汚れ防止のためにつけられています。

そのため、クリーニング後はすぐにビニール袋からワイシャツを出し、クローゼットなどでの保管がおすすめです。

仕上がりを確認する

クリーニング後は、必ずワイシャツの仕上がりを確認します。

クリーニングから時間が経過した汚れは、経年劣化や保管方法に問題ある場合もあり、クリーニング店での対応が難しくなります。

また、クリーニング前に確認したシミや汚れが落としきれておらず、時間とともに浮き上がってくることもあります。

そのため、クリーニング後はすぐに仕上がりをチェックして、シミや汚れが残っていないか、一度確認するようにしましょう。

クリーニング後にシミや汚れが残っていた場合、対応するクリーニング店も多いので、すぐに相談することがおすすめです。

自宅でワイシャツをきれいに洗濯するポイント、流れ

ここまで、ワイシャツのクリーニングについて解説してきました。

しかし、自身で汚れやシミを落とせるなら、自宅での洗濯が最も手間とお金がかからない方法といえます。

自宅での洗濯でもポイントを抑えることで、今まで落とせなかった汚れもキレイに落とせます。

ここからは、自宅でワイシャツをキレイに洗濯するポイントと流れについて解説していきます。

1:気になる箇所に衣類用洗剤を塗る

黒ずみや黄ばみなど、汚れが気になる部分には、あらかじめ衣類用洗剤を個別に塗ってから洗濯機へ入れます。

ワイシャツの黄ばみは人間の皮脂が酸化したものです。空気中のホコリやチリが黄ばみに付着することで黒ずみになります。

このように、黒ずみ、黄ばみ汚れが層になっていくことで、落としにくい頑固な汚れとなります。そのため、事前に洗剤を塗りこんで重点的に汚れを落とすことがおすすめです。

塗りこむ洗剤は、食器用洗剤やクレンジングオイルでも代用できます。

どうしても落ちないような汚れは、襟ジミ専用などの部分洗剤を利用するとキレイに落ちやすいです。

2:ネットに入れる

ワイシャツが傷む原因のひとつが、洗濯時に他の衣類と絡まってしまうことです。

そのため、ワイシャツを洗濯するときはきちんと畳んでネットに入れ、洗濯もの同士が絡まらないようにします。

ネットに入れるときは、ワイシャツを裏返しにすることがおすすめです。

黒ずみや黄ばみの原因となる皮脂は、ワイシャツの内側に付着しています。裏返して洗濯することで、より汚れが落ちやすくなります。

また、洗濯コースはワイシャツのタグに記された「洗濯絵表示」に適した洗濯方法を選ぶようにしましょう。

洗濯絵表示には次のようなものがあります。

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洗濯処理記号 洗濯可能な液温と洗濯方法の表示記号
漂白処理記号使用可能な漂白剤の表示記号
乾燥処理記号タンブル乾燥の可否と適した自然乾燥方法の教示記号

「標準表示」なら「標準コース」、「弱表示」なら「ドライ」もしくは手洗いのように洗濯絵表示を守ることでワイシャツを傷めにくく、より長く着用することが可能です。

3:脱水時間を短めに設定して洗濯する

ワイシャツは十分に水を含んだ状態で、陰干しが理想的です。

脱水時間を長く設定すると乾きやすいですが、シワが強くなります。

強い洗いジワは洗濯後伸ばすのに手間がかかるため、なるべくシワを作らないように洗濯することがポイントです。

また、ワイシャツの脱水時間は洗濯機の最も短い脱水時間(30秒が目安)を設定すると、衣類が痛みにくくなります。

4:シワを伸ばして陰干しする

脱水後は、すぐにシワを伸ばしてワイシャツを陰干しします。

  1. たたんだ状態のワイシャツを軽く叩き小ジワを伸ばす
  2. ふりさばいて大ジワを伸ばしてからハンガーにかける

上記のように、シワを伸ばしてからハンガーにかけることで、ワイシャツのシワを減らすことが可能です。

ワイシャツを干す時間は、12時から15時のように日が出ていて湿度が低い時間帯を選ぶと、より早くワイシャツを乾かせます。

このとき、ワイシャツを直射日光に当てて干すと、変色や黄ばみの原因となるため、干すときは紫外線が当たらないように陰干しがおすすめです。

また、ワイシャツを陰干しするときは、肩の部分がしっかりした太めのハンガーを使うことで肩部分の型崩れを防ぐことが可能です。

襟は立て、ボタンも第一から第三ボタンまでを留めてから干すことで、型崩れやシワが抑えられアイロンがけの手間を減らせます。

ワイシャツのクリーニングに関するよくある質問

最後に、ワイシャツのクリーニングでよくある質問について紹介します。

ワイシャツのクリーニングを利用する際は、ぜひ参考にしてください。

ワイシャツをクリーニングに出す適切な頻度は?

ワイシャツは、一度着るだけで汚れやシミなどが付着してしまいます。

1回着用したらクリーニングに出すことがワイシャツをキレイに保つのに最も効果的です。

しかし、毎回クリーニングに出すのは時間や手間、費用的に難しいでしょう。また、クリーニングを頻繁に利用すると、ワイシャツの傷みの原因になることもあります。

そのため、ワイシャツは自宅で数回洗ったらクリーニングに出すことがおすすめです。

クリーニングに出す頻度は「日々の汚れを落としたい方」と「蓄積汚れを落としたい方」で変わってきます。

皮脂や汚れなど、日々の汚れを落としたい方は、自宅で3回から5回程度洗濯したらクリーニングへ出すことがおすすめです。期間としては、2週間から1か月に1回程度が目安となります。

日々の汚れを落としたい方

ワイシャツは、目に見えなくても汚れを蓄積していきます。

黄ばみや黒ずみのように目に見える状態になると、汚れを落とすのに手間がかかるため、その前にケアすることが重要です。

また、夏場など皮脂が多く付着する季節は、サイクルを少し狭めるようにして1週間から3週間程度でクリーニングに出すようにすると、黄ばみや匂い防止となります。

蓄積汚れを落としたい方

襟ジミや黒ずみなど、蓄積された汚れを落としたい方は、季節の変わり目やワイシャツの衣替えの際に1回クリーニングへ出すことがおすすめです。

繰り返しになりますが、蓄積した頑固な汚れは自宅で落とすことが難しく、クリーニング店を利用することが確実です。

たとえば、夏用ワイシャツは9月や10月などにタンスにしまう前にクリーニングへ出すようにします。

ワイシャツに残ってしまった黄ばみやシミの元をキレイに落とせ、次に着用するまで清潔でキレイな状態で保管できます。

洗濯を怠ったまましまうと、シミが広がったり黄ばみが発生したりするので、衣替えのときはとくに注意が必要です。

追加料金がかかる場合はどのようなときですか?

クリーニングでは、次のようなオプションに追加料金がかかる場合があります。

  • 仕上げ方法
  • 基本オプション加工
  • 衣類オプション加工
  • 保管オプション加工

「仕上げ方法」は、上述したとおりハンガー仕上げが基本となり、たたみ仕上げ時には追加料金が発生します。

シミ抜きのような「基本オプション加工」は、クリーニング店によって無料のところもありますが、汗抜きや撥水加工には料金がかかる場合が多く、クリーニングに出す前に料金の確認をしておくことがおすすめです。

また、プレス加工やプリーツ加工のような「衣類オプション」をするときは、200円から500円の追加料金が発生する相場となります。

「保管オプション」では、防虫、防カビ加工のような保管時に嬉しい加工が施されるので、大事なスーツやドレスなどに施しておきたいオプションです。

オプションは必須ではありませんが、日常的に着用するワイシャツはシミ抜きや漂白加工を施しておくと、真っ白な状態を長く保てます。

まとめ

この記事では、ワイシャツクリーニングの料金とクリーニング前後の注意点について解説しました。

ワイシャツは、クリーニング店を利用することで白くキレイな状態を長く保てます。

ワイシャツのクリーニングは、「店舗型」「宅配型」によって料金が大きく異なります。

小まめにワイシャツをクリーニングに出したい方は店舗型、スーツなどまとめてクリーニングに出したい方は宅配型がおすすめです。

また、クリーニング店は店舗型と宅配型を併用しているところも多く、両方のメリットを上手く活用するとお得に利用できます。

この記事をぜひ参考にして、自身に合ったクリーニング店を探してみてください。

※本記事の情報は2023年10月のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
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〈参考〉
ホワイト急便
ピュアクリーニング
株式会社カーニバル

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